top of page

「フォースが使えるなんて聞いてない」

週末、所属している吹奏楽団の演奏会。

こちらの団、年に二回の演奏会を開催しており


春には、軽めの楽しい演奏会

秋には、比較的本気の演奏会

ということになっています。


春の演奏会は

「フレッシュサマーコンサート」という名前で

前半にしっかり演奏をして

後半は「音楽喜劇」が恒例。


前半はまぁいいとして。

後半の音楽喜劇は、まさに見もので。


「楽団」っていうか

「劇団」に移行しようとしてるんじゃないかって程に

役者のみなさんが達者です。


この団よりも演奏が上手な楽団はいくらでもありますが

こんな演奏会を開催出来るのは、きっとこの団だけです。


観に来たもっちゃんは

ゲラゲラ声を出して笑ったそうで。


静かに聴かなきゃいけない演奏会もいいですが

声を上げて笑ってもいい演奏会もしあわせだと思います。


よかったなぁ。

これが他所の団だったら、やきもちを焼くなぁといつも思います。


私がこんなことをやっていられるのは

なんせ家族のご理解のお陰。

みんなが片目をつむっていてくれます。


だから

いつまでもやっていられるとは思ってないし

一回一回の本番は「これが最後かもしれない」

と思って立つようにしています。


練習の合奏も楽しいのですが

本番の演奏というのは、また違っていて。


本番って何なのだろうって思うんですが

別に人に見せたいとか、ステージに立つのが好きとか

そういうのじゃないと思うんですけど。


ひとつの曲をみんなで演奏することに

「これで100点、もうこれ以上ないです」という地点はなくて

だから、本番の演奏がみんなの練習の最終地点になるわけで


そこに向かって練習で高めて行くんですが

どうなるかは、本当に本番でやってみないとわからなくて

みんながドキドキしていて

その高揚感を、「よし見てやろう」って

客席に座っててくれる人がいるのは、やっぱりどうも奇跡。


いつも温かい会場で

きっと団員ひとりひとりが愛されているのです。

それが打ち寄せる、やっぱりしあわせな時間には違いありません。


なるほど。






最新記事

すべて表示

写真は5年分齢をとってました

先日、運転免許証の更新手続きをしてきました なんと 今回、生まれてはじめての ゴールド免許 自覚的に そんなに優良なドライバーではないと思うのですが くれるよというなら もらっておきます、ゴールド免許 私が今乗っているかわいいエブリは (スズキの「軽っぱこ」といわれるやつです) なんだかべこべこで んー ひとつひとつのキズについて思いかえせば あー確かにー 台風の次の日にぶつけたなー、とか 草刈機

42歳モデルデビュー

私はスナンタ製作所のなんでもやですが この頃は、そのなんでもの範囲が広がっていて 今日はついに モデルになりました ただ モデル、兼、カメラマン 三脚を立て、シャッターを押し 急いでスツールに腰掛け、くつろいだポーズ! ネックレスやピアスをつけ あっちむいたり、こっちむいたり 顔がやっぱいアレなんだ、下を向いたり 全部、ひとりです シュールな光景です でも わざわざ誰かにモデルを頼んでも もたもた

もうすぐ焚火

髪を結ぶ娘と ネクタイを結ぶ息子が交差する朝 なんだみんなおおきくなたなぁ 気づけば私は 「母」でいなくてはならない時間が だいぶ減っています 「母」でない時間、一体私は何なのか それは「私」です 「母」も「私」ではないのかと 若林によく言われますが それは違うんだな❤︎ そうやって 捨て身で母業を担ったことが よかったのか、よくなかったのか 今となってもよくわからないのですが 私の不器用さと、性

bottom of page