上下巻月間

今週、若林は出張で不在。

いつ帰ってくるかは未定です。

相変わらずです。


出張というのは、出張大工で

親戚の家の断熱工事をやっています。

床と壁を剥がして、断熱を入れて張りなおします。


材料は、土に還ることを条件に選びます。

断熱はウール、内壁は鉱物系、外壁はもちろん木。


家具をつくるのと、家をつくるのでは

何が違うかって、ボリュームが違います。


その材量の膨大なことには驚きます。

大きな仕事も小さな仕事も重要ですが

大きな物をつくる仕事ならなおさら、

材料の質には注意しようと思っています。


彼不在の若林さんちでは

いつもにも少し増して、穏やかな空気が流れています。


週末は、いねと桑の実採り。

鬱蒼とした桑の木の足元に

「もうー草刈りした方がいいよー」とか

「あああー、なんか上から落ちてきたー」とか


およそ山の子供じゃないようなことを

ぶつぶつ言っていて

あらこの子、少し大人になったのかしら

と思いつつ、それでも採り続けていたら


「ねぇ、いねちゃんそろそろもういいかなー」

「もうこんなもんかなー」

採り飽きた私が、帰ろうアピールを始めても


「えーまだあるよ、こっちに」

「待って、ここ見てから」

粘る、いね。


うるさく集ってくる蚊達に構わず

髪にまとわりつく蜘蛛の巣には気が付きもせず

ぐんぐん桑の木に潜って行き


ああ、この人

やっぱりまだこうだったか。

逞しくてうれしくなりました。


採れた桑の実は、

小さい瓶に少しのジャムになりました。


来週はきっともっと採れます。



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