別荘呼ばわりですが本邸です
あんまり楽しかったので
年末のことうを少し。
年末は福島の自邸で
二泊三日のスキー合宿。
分水嶺からわずかに日本海側
標高高めの豪雪地帯です。
ここ数年そんなに雪もなく
正月は地元のスキー場さえ
オープンしない程だったのに
今年は麓で既に積雪しており
上ってみると圧巻の積雪
ほほう、懐かしい
そうだそうだった
ここはそういう場所だった。
えらい寒い、雪がすごい
街が遠い、人がいない
オーストラリア風に言うと
人よりカメムシの数が多い。
カメムシが多い年は雪が多い
この辺りの通説ですが
なるほど当たっています。
カーテンを開けて、パラパラ
襖を開けて、パラパラ
押入れを開けて、パラパラ
あちこちの隙間で
越冬している彼らが降って来て
床に乾いた落下音。
くさいくさい
大騒ぎ。
カメムシ駆除作業は
力仕事にも台所仕事にも
招集されない、いねの仕事。
ううーって言いながら
せっせとビニール袋に貯めてくれて。
順調にやってるなーって
思っていたら
向こうの部屋から
「これはさすがにきもちわるいー」
助けを求めるでもなく
聞こえて来た心細そうなつぶやきに
夫人たまらず駆けつけると
あーこれねー
襖に、もちろん垂直面ですけど
10匹くらいずつ身を寄せ合って
黒い塊になっており、それが数カ所。
そこは大人がビニール袋で
がさー。秒殺。
なにかと楽しい羽鳥の自邸。
小さく不便で愛くるしいです。
楽しいことがいっぱいだったのに
カメムシのことしか書けてない。
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