ちっちゃ4瓶
先日、いねの体調が長引いたときに
ちょうど週末だったので病院にも行けず
友人たちに、こんな時どうしてる?!
と知恵を請いました。
すると
みんな口を揃えて
「梅肉エキス」と言うのです。
梅肉エキスとは、一般的なんでしょうか
このあたりでは、ポピュラーな代物ですが
私は山梨に越してきてから知りました。
青い梅の実を、すりおろして絞り
その汁を黒くドロドロになるまで煮詰めます。
何にでも効くと聞き
私も数年前に一度だけつくったことがありました。
味はこっぴどくすっぱくて
もちろん薄めて飲むんですが
鬼まずいので、うちでは鬼エキスと呼ばれています。
しかし今回のみんなのご助言によれば
美味しいと思える味にしないと効かないよ?!だそうで。
え?!
身体が欲する味に調整するそうです。
醤油を加えたり、黒糖やはちみつで甘みを足したり
今回は、黒糖が苦手ないねがお相手だったので
はちみつでたっぷり甘みをつけてあげると
「美味しいっ♪」
鬼エキスが美味しいなんて嘘みたいっ!
梅肉エキスの正しい使い方を目の当たりにしたところに
ちょうど青い梅が大量に届き。
よし、これはやるしかない流れだなと解釈し腕まくり。
でも大変すぎるのは難ですから
マジックブレッドで手抜きです。
いや、それにしても。
それにしてもそれにしてもそれにしても
量が量だったということもありますが
もう本当、延々剥いて、延々回して、延々絞って
そして延々煮詰めて。
それはそれは大変な作業。
やっている途中に思い出しました。
一度だけつくった数年前
うっそみたいに大変で
そして、うっそみたいにちょっとしかできなくて。
これはもうつくるもんじゃなーいっ!!
っと思ったんでした。
忘却の生き物ですからね、喉元過ぎれば忘れます。
ちょっと後悔しながらも
本を読みながら、延々煮詰めて。
まぁいいか、こんな日曜日も
と思っていたんですが。
夜になると、瞼がヒリヒリして悲しくなるほどに
なんだろうこれ・・・
もしかして、延々煮詰めた酸性の蒸気?!
瞼を犠牲になりましたが
これから数年分の家族の健康は
この梅肉エキスで保障されることでしょう。
よーし。
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