くるくる詐欺
ここ数日、帰ってくる帰ってくると言い
なかなか帰って来ない若林。
帰ってくるくる詐欺っ♪
面白いねー
帰って来ないだけで面白い。
今日は帰ってくるというので
多分、帰ってくるのでしょう。
(連絡ないけど)
若林がいない日々は
みんなにとって非日常で。
私が緩んでるのも見て取れるようで
こどもたちもだらだら私に絡みます。
昨日、早帰りだった小学生は
夕方いつもより時間があって
もっちゃんが急に
「ぼく今日オムライスつくっていーっ?」
んー。
まぁ今日は誰も夜出掛けないし
急いでないし、いいよ。
私は晩御飯をつくるのが好きですから
そこを奪われることに基本あまり喜びません。
でもやりたいっていうこのタイミングを逃しては
もったいないので
「つくって、つくってーっ♪」とのってみることにして。
もっちゃん、この頃焼きめしはよくつくります。
油の強い肉料理をつくったあとのフライパンで
その残り汁とご飯を合わせて炒めてくれます。
これが毎度美味しくて、好評。
得意になって、本編を食す前に既に台所に立っちゃうくらい。
「いやいや、まず私の作った本編を食してよ」
やる気をなだめるのが大変です。
あーだこーだと言われるのが嫌だろうから
私は本など読んでいて
もっちゃんの質問にだけ答えるようにして。
生焼けになるのがいやだから、肉はなし。
と言ってたんですが、なんか彼が本気っぽいので
肉、容認。
「お肉は切ってーっ♪」というので
切って下味をつけるところはお手伝い。
その後
「ニンジンが大きいと思います」と意見を述べるくらいで
あとは、もっちゃんの傍で補助に徹しました。
炒め始めると
美味しそうな臭いに、家中の全若林が集合。
みんなの羨望を受けながら、もっちゃんが炒めます。
私がトイレに行っている隙に
ご飯も勝手に投入されるほど、もっちゃん主導。
味付けももっちゃん。
盛り付けももっちゃん。
もっちゃんっ!!
そしてこの、なぜかなんとも
美味しいことの、この上ない喜びとしあわせ。
もっちゃん、おいしいよーっ!!
すごいね、つくれるんだねっ!
みんなの絶賛を受け、満足もっちゃん。
これは紛れもなく彼の成功体験となったであろう。
よしよし、しめしめ。
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