​スナンタ製作所

© 2018 sunanta work mio wakabayashi

​〒400-0512 山梨県南巨摩郡富士川町小室4227

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その他作品

コンセプト集

コンセプト集

作品をつくっていると小話ができてしまうことがあります。

 

敷居の椅子

-そのうちのひとつ-

物体は

時の流れと環境を要因に変化を続ける

一粒の種は、芽を出し葉を広げ

幹を伸ばし枝をつける

干ばつに遭ったり、雷神に打たれたり

いずれ朽ちて土に還る

雨に濡れること、陽に照らされること

キイクイムシに喰われること

ヤマネやムクドリが来て巣をつくられること

「僕に出逢うこと」も樹にとって

できるだけそれらとかわらないように。

生き物は、生きるために樹と関わる。

僕もそのうちのひとり。

キクイムシとヤマネとムクドリと

同じ立場で樹にふれる。​

それが僕が樹を削る時の指針。

一粒の種が樹となりいずれ木材となり、

その先にも彼らの生涯は続いていく。

僕が作るカタチは樹にとって

膨大な時間と共に在る膨大な変化の過程の

そのうちのひとつだと捉えている。

 

ひなにんぎょう

娘が生まれたことを、祝う
無事に成長して欲しいと、願う

想いを込めた贈り物、雛人形
一年一年織り重ねる行事、雛祭り

その時そこに在るべき、カタチ

女性の理想を想い、女性をつくる
男性の理想を想い、男性をつくる
どう在って欲しいか、どう在るべきか

想いは意外と、背中に映り

ずっと見てきた親の其れのようであり
娘に見せるべき自分の其れのようであり
未来に臨む娘の其れのようでもある

 

お内裏様120×100×60mm 

お雛様100×140×120mm サクラ

箱 キリ

この作品は、長女が初節句を迎えるに当たり製作しました。
「娘に雛人形を贈る」ことを考えた時に、僕の場合、

「木でつくる」ことはごく自然なことでした。
これは、「僕が、木でつくる、雛人形」としてのカタチです。
僕が娘に贈るものだから、小さくて簡素です。
木でつくるから、お雛様が2部材に分かれます。
木目を、衣は横に、髪は縦に流した方が自然だからです。

僕は、この雛人形と合わせて簪(かんざし)を贈りました。
この簡素な雛人形の背景に、雛飾りの一部として華やかな

簪を飾ります。
七五三や成人式などハレ日には、彼女の髪を飾るでしょう。
雛飾りを見る度、彼女は簪に憧れるかもしれません。
簪を髪に刺す未来の自分に、憧れるかもしれません。
この簪は、残雪の陰で春を待つ強く清らかな梅の花を

モチーフにしています。
冬の終わりに生まれた彼女に、ぴったりだと思って選びました。

 

 

ヤマザクラのくつべら

木口から斧を入れる

その衝撃で木は

割れたいように割れていく

 

鋸で挽いたのとは違い

サクラ自身、割れたいように割れた

そのカタチ

 

木目に沿う割れ面は

そんなサクラ自身の主張

このカタチをもとに

次はつくり手がカタチを仕上げる

 

硬い、紅い、ヤマザクラ

 

その紅さは、歳月と共に深く増し

靴を履くたび、新緑の中に灯る

薄紅の花を思い出させる

玄関を飾れるくつべらです。

​スタンドは、立てるタイプと置くタイプがあります。

 

 

ちゃぶ台​

従来のちゃぶ台の折り畳み機構の問題点を解決すべく、使いやすく直しやすいオリジナル機構で製作しました。

 

折畳みアクションの軽減、経年に伴う脚のがたつきをメンテナンスで解消、折畳んで持ち運ぶ際の脚のパタパタを解消。