棟札
先日泊まったホテルにて。
夕食があまりに美味しくてはしゃいだ、いね。
たくさん食べてお食事を楽しみ尽くした末
「わたしはこれでごちそうさまにする❤︎
もうあげてください❤︎」
そう言って嬉しそうに両手を軽く上げ。
??
一瞬の沈黙の後
「それ、もしかして『下げてください』じゃない?」
「あーそれだぁ❤︎」
言い間違いが、尊い。
ちなみに先日は、公園で座っていて
「私このさばくでお昼寝したーい❤︎」
それ『しばふ』、芝生です。
さて。
友人の蔵の修復を手伝っています。
近々、市の指定文化財になるそうで
立派なお蔵。
私たちの仕事は
うち壁の修復、建具の新設、電気工事。
壁の補修は、清掃と下地の補修、下塗りで
数日に分けて作業だったんですが
何度目かに現場に赴いた際に
ふと気づいたこと。
学生の頃、古い建物の修繕に携わる仕事がしたかった
ということで
そのために、建築史の研究室に所属し
卒業研究も古色の再現に関する論文を
書きました。
就職も、社寺仏閣の新築や修復も
やっている会社に入り。
でも最初に配属されたのは
住宅リフォーム部で
そうこうしているうちに
退職して木工房。
家具をつくって、子どももつくって
産んで育てて
日々と仕事に追われて15年も経って
夢なんて、すっかり忘れていて
本当、危うく気づかないところでしたが
今回の、この仕事は
紛れもなく、私がやりたかった類の仕事。
ほうほう❤︎
若かりし頃には、うまくいかなかったし
もうずいぶん遠のいてしまった気が
していたのに
周り回って、叶うこともあるんだなぁ。
じーんとくる。
夢じゃなかったしあわせが
今の私のまわりにはたくさんあって
その上!その頃の夢まで叶うなんて
ついてるなぁ、ついてる❤︎
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