4月24日
春になっても久しいし
休業生活ももう新鮮味の欠片もないし ちょっとっていうかなんていうか 「もうつまんなーい」 っていう空気がみんなからちょっとずつもれており 私自身も あーなんかもう、つまんない。 と思っていたところで。 こどもにも つまんなかったらつまんないって言おうよー ということにして。 気持ちを言葉にして。 それからじゃーどうするか 考えればいいのです。 子どもたちが言うには もっと「居られる場所」が増えるといいー だそうで。 じゃー2階を遊べる場所にしようよっ!! 現在、2階は 彫刻のギャラリーになっているのですが 展示施設は休業要請も出ていることだし 今は、住生活最優先だよっ! ということで、若林にも承諾を得 大掃除のはじまりはじまりー 大掃除と言っても はたきと箒でするような ぬるいものではありません。 この家の2階は 養蚕をしていたスペースで 梁にはたくさんの竹がぶら下げられて朽ち 床には砂がずっしりつもり 繭と蜘蛛の巣がどこにともなく存在し 蚕の道具であろう物達が大量に散乱 そんなどうしようもない恐ろしい場所だったのですよ。 引っ越してきた当初 私、なんかいろいろもんもんとしていて もんもんついでに 毎日この2階をひとりで黙々片付けたのです。 最初は、こどもの作品ギャラリーになればいいな と思って片付けだしたんですが 数年かけてやっといい感じになったところで 「ここ、彫刻のギャラリーにしていいかな」 まさかの、本業に吸収されるという無念。 彫刻を入れるにあたって 若林も加わり、更に掃除を仕上げ 3年くらい前からギャラリーになりました。 その2階を、今日から 再び仕上げに掛かったのです。
しかも遊び場になる目的でっ♪ まず 前回の時に、数が多すぎて外に出すことを断念した 蚕の道具たちを 窓から ポイ捨てーっ!!!
すごい量ですが、
すごい量だからこその
ポイ捨てなわけですよ。 投げて、現在からっぽの薪割り場に落とし 全部落としたら 薪割り場から、焚火場の隅にまた投げます。
これを今後、ちょこちょこ燃やすのです
それも結構気の長い話。 広大で自由で気の長い大掃除。 そして、それらをどかした下から出てくるのは 懐かしい臭いの、砂たち。 ああ、あの頃毎日嗅いでた臭いー。
しかしあの頃は
まさかこの掃除の続きを
子どもたちが手伝ってくれるなんて
思ってもいなかったなぁ。
感慨深く
同時に鼻の穴まで黒く染まり
それすら懐かしい、大掃除でした。
明日も頑張りまーす
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