腹いせに琵琶採る

梅雨の蒸し暑さに

「おかあさん、髪切って、今日」

我慢ならん様子の長髪もっちゃん。


もっちゃんの髪は

少し前に初めての床屋さんで切ってもらって

その後放置して伸びた状態。


確かに見た目も暑苦しいのですが

なんとも言えない締まりのなさが醸し出す

「放浪感」が少し頼もしくて

嫌いじゃなかったんですが


実際暑いのでしょう。

実際、邪魔なのでしょうから

仕方なし。


「切って、今日」と言われても

ああいいよ、くらいでできてしまうのです。

坊主は容易いのです。

9ミリの坊主に刈りました。


数年ぶりの坊主に

本人は沸き。

気持ちい気持ちいと連発。


よかったねぇ。


週末、坊主のもっちゃんと

無論坊主じゃないいねと三人で

再度桑の実採りを決行。


「中学生がいっぱい来て食べて行ったよ」

という前情報通り、黒いのはもう少なくて。

なーんだー


毎年、桑の実は難しいのです。

気が付くとなくなっちゃったり

落ちちゃったり。

取れたらラッキー、という程度です。


桑の実は採れなかったけど

みんなの髪の毛にはいろいろ付いており

ばかとか蜘蛛の巣とか、旺盛に収穫。


「もっちゃんの頭にばかがいっぱいっ!」

ゲラゲラ笑いながらそれを取ってやるいねと

照れてニヤニヤしながらされるがままのもっちゃんの

その光景が面白くて


私も草むらを下りて近づいていったのに

その頃には、たくさんのばかも取り終わってしまって

「えー、もっちゃんの頭のばかお母さんも取りたかったー。」

とか言ったら。


もっちゃんは、手に持っていた一粒のばかを

無言のまま手自分の坊主頭に付けました。


はい、取っていいよ。

と言わんばかりに。


なんでしょうこのやさしさっ!

やさしさというか、懐の深さと言いますか。

小さい子どもが笑うなら変顔だってやっちゃうよ、という

お父さんのような領域。


この人の、こういうところ。

桁違い。

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