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脚と腰を交互に

今日は娘の中学、文化祭

すごくおもしろかったその話は

また後日。


かがやかしい、賑わしい、猛り狂った中学生の渦に

巻き込まれにいく前に、立ち寄ったのは

町の議場。


近しい議員が、予算案に反対するよというので

傍聴に行ってきました。


長から議会に提出された予算を

議会で審議して議決、そして成立するところの


公の「審議」の日。


詳しくは伏せますが

予算案の一部に対して、減額修正案を提議した形で


その減額の理由や、新しい提示額をどうやって算出したか

周辺町村での同様の事業では、どのようにどのくらいの予算で執行したか


原案から修正案に移行したときに、どんな不具合が予想され

それをどう解決していくか、に至るまで


修正案の提議から、質疑、討論、採決までを

初めて見てきました。


町議会選挙に関わって以来、2年半

一般質問はほぼ毎度、傍聴してきましたが


台本通りとも言える用意周到な一般質問と

今回の、質疑、討論、というのはだいぶ違っていて


いち町議が、町議達に向かって投げかける様式で

質疑も、全体からいち町議に対して放たれ

それにひとりで応えていきます。


今回発議者として矢面に立った、私のよく知っている町議は

そんな席でも朗らかで

簡潔でピースフルな回答を重ねます。


見ているこっちは、なんだか涙が出そうな

よくわからない感情。


その後は修正案に賛成の議員、反対の議員

それぞれが考えを発します。


提案の本旨が伝わっていないのか

論点がずれていると感じることも多く


そればかりか

前提がずれているような気がする場面もあり。


富士川町議会の議員は13名


何名かが発言し、何名かは発言せず

そして採決、修正案は反対多数で否決。


議場を出てきて

ちょっともやもや。


議会って、あんなに論点ずれるの?


町で一番話のできる、折り合いのつけれる、

立場の違ういろんなひとの気持ちを汲める、


え?

そういう人たちが議員になってるんじゃないの?


議会でさえもあんなにずれるのだ


伝えること、伝わることは奇跡なのだよと

そんな本を先日読んだけれど


そうとばかり言っていても、だめだなぁ。





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