玄米食べてそう
夕食用に、さつまいもを揚げていて
帰ってきた長男を、菜箸を両手に構えて出迎えると
「てんどんマンかって」
とてもクールにつっこんで去り。
そうか、てんどんマンか
両手に菜箸を持って、頭のどんぶりを叩きながら歌う
あのてんどんマンか
なるほどー
両手に菜箸を持っているのはてんどんマンだなんて
一瞬でそんな知識まで引き出せるなんて!
知識をどのくらいの量、ストックできるかというのは
知識の棚をどうつくって、整理して収められるかに
よるような気がしていて
彼の場合、棚に引出しが入っていて
しかもひとつひとつに見出しシールも貼ってある
そんな印象があります
必要な時に、必要な知識がぱっと取り出せる
使えてこその知識、乾杯
その精度が、てんどんマンにまで及んでいることに
愕然とした夕方
いいよいいよ!
それきっと共通テストに出るよ!
(共通テストって、昔でいうところのセンター試験)
さて
午後から娘の中学校の合唱祭
中学生は変声期にも負けず
なぜかどこのクラスも男子が元気で
懸命に歌う姿に素直さを感じて、素敵だなと思いました。
全校合唱では、とにかく300人の全校の声が
ホールに響いて満ちて、圧巻
いろんな子がいて
制服を着ていると一様に見えますが
もちろん全く一様ではなく
その人たちが集まって、ひとつの歌を歌おうと練習するわけで
その過程で学ぶことがあるのだろうなと
そしてその成果もこうして、胸を打つわけで
これだけが素晴らしい姿であるとは思わないけれど
こういう姿も、いいと思います
今日の姿は、彼らの学校生活のほんの一端に過ぎないんだけど
それをぱっと見せられて、彼らの毎日を思ってしまうのです。
初めて、指揮を振った娘は
立ち振る舞いから、肩幅とおでこの凹凸に至るまで素敵でした
昔、お兄さんたちの合唱祭を見た時に
指揮者の背中の、制服の皺がかっこいいと言った娘
あなたの背中のしわもかっこよかったよと
撮った動画を見せると
自分の背中のしわを確認して
うれしそうにしてました。
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