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未来の解像度

週末も課外の受験生

学校はお昼で終わったのに

帰宅は16時過ぎのお迎えを待たされて


「何してたの?」

「寝てた」


「こんなに暑いのにどこでよ」

「しば」


芝の上でお昼寝しちゃう高校生男子


これが2歳児だったら誘拐されますが

この人はもうそういう目には遭わないでしょう


植え込みで野宿できちゃう男子は

公園の芝で昼間転がるくらいなんともないのですね


たくましい


さて

夜は毎月恒例15の日


「15の日」ってなんか

スーパーのお得な日みたいですがそうじゃなくて


私たちが住んでいる素晴らしき過疎地域の

近未来を具体的に思案する中年男女の会


かれこれ半年以上続いていて

じんわりですが、みんなの中でなにか

繋がりというか、仲間がいるなぁというか


自信というまでもないでしょうが

心強さ、みたいなものがうっすら出てきたような

気がしています


何を言っても大丈夫で

何かやっても大丈夫で

何をやらなくても

何を言わなくても


大丈夫


ゆるく繋がったご近所の仲間たち

ご近所というか、そんなに近所でもないんですが


つまりは、山間地なので

例えば同じ集落の友人を訪ねようとすると

ゆうに車で20分とか走るわけです


それがまた、私たちの集落の特徴でもあり

小さな集落が、分散しており

それぞれ行き来するには車が必要


問題が山積みすぎ、手に負えないことが多すぎ

人は減っていくばかり

高齢者は増える一方


さぁここをどう楽しく

かつ、持続可能にしていくか


全く見えませんが、見えないだけに

無限大です

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