小室から乗ります
花粉症で全くやる気のない週末。
今日はひまだなー
お母さんはどこにも出かけないし
ひまだなー
ひまひま言う4年生男子。
「じゃーどっか出掛けておいでよ。」
と無責任に提案すると。
富士川町の子供は無料で乗れるバス
ホリデーバスの時刻表を引っ張り出し
道の駅行ってー
オギノ(最寄りのスーパー)とか行ってー
図書館に行ってー
構想を練り出したので
夕方ならついでがあるから
帰りは拾ってあげられるよ
と伝えると。
よしよし言って。
4年男子、2年女子の
唐突なバス旅が決定。
こんなことをするのは初めてではないし
よく行く界隈だし
携帯も持っててくれるので
特に心配もなく
はい、いってらっしゃーい。
夕方、帰宅した彼らに
どんな半日だったのか聞いてみると。
まずバス停に早く着き過ぎてめっちゃ待った!
でも運転手さんがめっちゃいい人だった!
道の駅まではバスが行かなかった!
オギノでお菓子買って喰った!
コロコロ(漫画雑誌)買った!
ガチャやった!
くろがねや(ホームセンター)行った!
シャトレーゼ行ってつまみ食い(多分試食)した!
で、寒いから図書館には行かなかった!
道の駅でコロコロ読んでた!
寒かったからホットレモン買って飲んだ!
めっちゃうまかった!
で、お母さん呼んだ!
おおお、愛おしい我が子達の大冒険よ。
近場とはいえ、にこにこで帰ってきて嬉しいよ。
シャトレーゼ(お菓子やさん)では何か買ったの?
「買ってない!喰っただけ!」
シャトレーゼのそんなに広くないあの店に
こども二人で入ってきて
何も買わずに試食だけして出てって。
まったく親の顔が見てみたいわ。
って言われるな、世間には。
まぁいいや。
もう10歳過ぎれば、学ぶべきは世間から。
社会よ、一緒に子の子達を育てようぞ。
楽し気に
ふらふら歩いていたであろう彼ら
周囲にいた大人にはどう見えたのか。
申し訳なさもちょっとありますが
結局、親が手放ししないと
こどもも学べないことが
たくさんありますからね。
「でもちょっとお金使い過ぎたわー。」
4年男子の反省。
「何を買わなきゃよかったと思うのー?」
「んー、ガチャやんなきゃよかった。」
反省は次に活かすことでしょう。
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