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しゃもじ、燃える

今日は、唐辛子職人

からっからまで干し続けていた

真っ赤な唐辛子たちを


チョキチョキ切って

種を出し、粉砕しました


これがなかなかの量で

半日仕事


しかも

唐辛子を触った手が凶器!


目を掻いたり鼻の下を触ったら

ヒリヒリして大変です


こんなに大量にこの作業をしたのは

今年が初めて


昨年から食べるラー油をつくるようになり

赤唐辛子をたくさん使うのです


食べるラー油は

砂垈のくるみと砂垈の柚子を入れますが


くるみがそこをついてきたので

大豆で今回は、やってみます


たのしみー


さて

昨日、しゃもじが燃えました

今日は醤油差しが割れました


台所仕事を長年担っていると

食器を割る場面は数々あります


それはもうお気に入りの皿だったり

組で使っている食器の一枚だったり

念願の作家さんの湯呑みだったり


これまでもそういう残念なシーンは

幾度もありました


そんな中で学ぶことは

壊れたもののことは、忘れるがよいということ


いち早く片付けて

目の前から消す!


そして

落ち込まないこと


壊したりこぼしたり(はたまた失敗した)時に

何がダメージかって


何を壊したか、何をこぼしたかということより

はるかに


「こわしちゃったー」

「こぼしちゃったー」


という落ち込みがダメージ


壊れたものやこぼれたものは

元に戻せないとして


せめて

落ち込まないことを決めれば

ダメージは大幅に軽減


私はそういう理論で

数々の悲しい場面を乗り越えました


つまりは

数々の大事なものを壊しては

気にせず忘れるというこをやってきました


あはは


これは、私がやった時でも

私以外の人がやった時でも同じ


燃えたしゃもじは

さっさとゴミ箱


割れた醤油差しも

さっさとゴミ箱


さぁご飯にしましょう

という具合です


一方

私が捨てた食器を収集しているのが若林


数年分の割れた食器が貯まると

漆で継いで、食器棚に戻してくれます


あー、こんなのもあったね❤︎

本当に忘れているからうれしいんですが


戻ってきたときはうれしいけど

拾ってるのを見た時とか

貯めてあるのを見つけた時には


ちょっといやな顔になります


ものが壊れるとか

洋服が破けるとか


そういう使った末にものがダメになる感じは

嫌いじゃないです

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