スナンタ製作所
せいかつ部日報

スナンタ製作所には、製作で「生きる」を追及する製作部と共に

日々の生活から「生きる」を考える「せいかつ部」が存在します。

 

「生活」は生きるための活動

それは地味ですが一週回って世界の先頭。

本業と生活の快活な融合をめざし

細く際どい道をゆく若林一家の記録です。

たまご漬けたい

明日、こどもの文化祭。 明後日、吹奏楽団の演奏会。 翌週末、電気工事士の最終試験。 いろいろ迫っています。 頭がいっぱいです。 糠漬けを始めました。 お手伝いに行っている自然農園の 無農薬の糠をいただいたので。 あまり興味はなかったんですが 始めてみました。 ぬかぁ? どぶろくとか、納豆とか 発酵系は失敗の経験ばかりで (味噌は毎年うまくいきますが) 挑戦しようと思ったことさえなかったんですが 「やるでしょ?」と糠を手渡され こういう時は、乗ってみるのが流れですから 「やります。」 クックパッド先生に聞きながら ぬか床をこしらえ 捨て漬けとかするんだー、へー。 毎日かき混ぜるんだー、へー。 なんとなしに一週間が過ぎ。 適当にカブとか人参を漬け 翌朝、発掘して洗って切る、そして味見。 うまい。 へー、じゃー今日はー ゴボウをチンして埋めてみる ちょっと長めに漬けてみる 二日経って発掘、洗って切る、そして味見。 うまい。 糠漬け、うまいな。 糠床、すごいな。 かき混ぜたり、埋めたり掘ったり 遊んでるみたい。 たのしいっ♪ ただ、糠漬けは野菜の保存という意味では あまり役に立たないようですね。 漬物って、食べきれない野菜を保存のために 漬けるのだと思っていました。 そういう意味では糠漬けは やっぱり遊びなのかもしれませんが 糠の栄養が食せることは、効果的なのかなぁ。 図書館で小説を借りてくるついでに もちろん糠漬けの本も借りてきます。 気を付けることは 食べる量を越えて漬けないこと。 いっぱい漬けたくなっちゃうっ♪ 新しい遊び相手を見つけてしまいました、うれしいです。

手放し運転試行

季節は収穫の秋ですから 我家にも食材が溢れています。 白菜、大根、カブ、ニンジン、 ゴボウ、里芋、椎茸、サツマイモ ついでにじゃがいも、玉ねぎも。 今年は畑をだいぶさぼったので 上記の食材のうち、我家産はじゃがいものみ。 今年も、植えずして豊作。 恵まれてます、相変わらずもらい神がついています。 食べるものをもらうことはありがたいこと。 私は料理が好きだし、家族は食べるのが好き。 ↑通常こういう状態なので上手く回るのですが この頃は若林の不在が続いており 消費力に陰りが。 するとこのサイクルが滞り 私はこどもに「食べてよー」と言い出すわけで。 自身、小さい頃から小食なので 「食べろ」と言われるのが今でも苦手。 だから子どもにも「食べろ」と言うのは なんか嫌な感じ。 んー。 じゃーどうしよー あんまり食べないなら あんまり作らなきゃいいや。 そうすると食材が余るから そしたらあげちゃえばいいよ。 ということにして。 日持ちしないものは抱え込まず どんどんあげちゃう作戦。 季節によって、大波のように押し寄せてくる食材を ひらめきと工夫と手間暇で 上手に乗りこなし楽しんで食べ 血肉にしていくのが好きなので 「あまり作らなくていい」のは とても残念、はっきり言うと敗北感。 (本当だよ!) でも考え方によっては 家事から少し手を放してもいいよと、言われてるようでもあり。 そうっ? そういうことならちょっとときめくっ♪ この頃、中一長男からも 出来るだけ手を放すことを頑張っており。 私は彼を出来る限り「助けない」ことを頑張っています。 子ども個人のタイプと母親のタイプによるでしょうが 私と

水泳記録会

これは夏の頃の記事です。 下書きに入っていたんですが あんまり面白いので、今更加筆して載せますね。 いねが、横を向いて 「ぱっ」って言ってます。 少しして、また「ぱっ」って言います。 聞くと 水泳の息継ぎの練習だそうです。 ふと思い立ったときに 単発でやってみてるようです。 歩いている時とか 折紙の途中とかで 「ぱっ」 上手になるといいです。 この頃は 町の水泳記録会を控えていたのだと思います。 水泳記録会には、希望者だけ出場します。 つまりは出なくてもいいやつです。 でもそこに「出るっ♪」のが、いねで。 特に水泳が得意なわけではないし むしろ、町のプール深いよ?足付かないよ? と私がビビる始末で。 本来不必要な再三な確認にも「出るってばっ♪」 朗読が得意なわけじゃないけど 朗読会にも出るし いねのその、前向きというか 怖いもの知らずというか 人と比べて自分が上手くなくても 別によろしい。というような感覚が 正直凡人の私にはわかりませんが とても好きです、尊敬もしています。 結局、記録会当日の彼女は 補助の先生にお腹を支えてもらいながら 21メートルを泳ぎ切り。 着替えて戻ってきて 「がんばったっ♪」と言いました。 私はこの人が好きです。

よいさーよいさ

夕方、いねが台所へきて 「いのーちー、かけてっとー♪」 学校で歌っているのでしょう 鼻の穴を膨らまし、ファルセットで懸命に歌っているので ああ、あの名曲だなぁと思って聞いていて。 「こころーとこーころがー!」 サビに入って盛り上がってきて 「あのーすばーらしいっ」 ああ、そろそろフィニッシュ 「あーいーをもうひとつーっ♪」 いねちゃん、大事なところが適当です。 最後にちゃんとコケさすとこが素晴らしい。 さて。 朝練中学生を峠の下の学校まで送ります。 毎朝。 峠の中腹から出るスクールバスは 朝練の時間にはまだないのです。 中学生の出発は、小学生より早いので 私は小学生を家で見送ることができません。 中学生を峠の下で下し 小学生の通学ルートを逆流して上り 途中で彼らと合流するのが、毎朝の楽しみ。 峠の途中、クルミの木の下で車を停め クルミを拾っていると 遠くから聞こえてくるのは 「よいさー!よいさっ!!」 男児の張り上げた声。 それに続いて、負けじと張り上げた女児の声 「よいさー!よいさっ!!」 そして再び男児のよいさ。 続いて女児よいさ。 私も、ここにいるよ!の代わりに声を張り上げ 「よいさー!よいさっ!!」 よいさループのあまりに元気な声が だんだん近づいてきて。 クルミの木の下で、合流。 この掛け声は 次男憧れの、長野のよさこいチームの掛け声です。 よいさじゃなくて 「アリジゴクで逢いましょうーっ!!!」 と歌いながら駆け下りてくる日もあり。 この歌は 昔私が好きだった(今も好きですが)ロックな人たちの ブレイク前のとてもマニアックな曲です。 もちろん この頃では「あの素晴ら

澄んだ瞳の柔毛突起

「おら、おらで、ひとりいぐも」 今年?去年?芥川賞を受賞した若竹さんの小説ですが やっと先日めぐり合って、読めました。 東北弁を交えながら綴られる、女性の「老い」 これが定型の「老い」からはみ出ることの快感。 小説を読むって面白いなぁ。 私は今39歳ですが 子供の頃の私から、途切れることなく地続きで39歳になりました。 子供の頃は 例えば小学生になったら違う自分に変身する気がしていたし 「大人」になったら「大人の自分」に変身するような気がしました。 こんなにダラダラと まさかあの自分のままで大人になるとは想像できませんでした。 これまで一度も「変身」はしてないままです。 だからたまに子供にも言うんです。 「今のあなたのまま、大人になるのよ」 「だから今のあなたを育てていかないとね、自分でね」 39歳時点でそう思っているわけですが 幸いにして80歳まで生きられるとして 80歳の私は、きっと今の私のままなのでしょうね。 もっと言えば、スカートの短い中学生の私 給食が嫌いだった小学生の私のまま。 主人公の桃子さんは、晩年ひとりですが 多くの「自分」と一緒に暮らします。 孤独ですが、とても愉快です。 夫でも、子どもでも、愛でもなく 「自分」だけが最期、自分を救い得る。 うーわー そう言われると、解毒。 「愛に自分の人生を売り渡さねばよかった」 夫に子どもに愛を注いだ桃子さんは晩年そう言うんですが それは後悔しているわけではなくて、 長く続く生の中で、自問と分析を繰り返し その結果を収穫して楽しんで生きている感じ。 人生が長ければ そうだなぁ、自分が辿って来た道を考察する隙がもらえて 面

四十六億年ノート

いつものように 朝練中学生を峠の下で下し 小学生の通学路を逆流して 山道で彼らと合流。 小3女児と小5男児 いねともっちゃん。 何だかんだ面倒見のいいもっちゃんと 面白いもっちゃんが大好きないね。 基本的に相性はよく、たいていなかよし。 しかし兄妹ですから。 そんな時ばかりではなく、もちろん。 今朝は もっちゃんがまず私を見つけて にこにこで走ってきて そのだいぶ後ろを、いねが泣きながら歩いてきて。 「もっちゃんがしつこいーっ!!!」 と泣きました。 よしよしと、抱き寄せる小3女児。 隣で、えへへへへ、の小5男児。 それほどなだめるでもなく さっさと歩きだし、学校へ行ったけれども。 遠ざかるふたつのランドセルを眺めながら ふと思い至り。 あ、私間違えたかも。 子供の中で、たまに疼く「いじわる虫」 これはうちの子だけじゃなくて 他の子でも多分そうで 誰かにくだらない意地悪をしちゃう時 それは虫、虫のせいよ。 いじわる虫が疼く時は、どんな時か。 これはやっぱり、何か満たされない時なのだと思ってます。 思い通りにいかないことを抱えている時 やらなきゃいけないことが山積みになっている時 何かプレッシャーが掛かっている時。 虫が疼くと 身近にいる自分より少し弱い人を ちょっと困らせたくなるようです。 もっちゃんはよくいねを泣かせますが 基本的に根性が悪いとか、人の気持ちがわからないとか そいういう人ではありません。 だから今朝 私が抱き寄せてよしよしするべきは 泣いてるいねじゃなく 笑ってるもっちゃんだったのかも? でもさー 泣いてたらまず、泣いてる人を宥めるよねー いねの前でもっちゃん

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