スナンタ製作所
せいかつ部日報

スナンタ製作所には、製作で「生きる」を追及する製作部と共に

日々の生活から「生きる」を考える「せいかつ部」が存在します。

 

「生活」は生きるための活動

それは地味ですが一週回って世界の先頭。

本業と生活の快活な融合をめざし

細く際どい道をゆく若林一家の記録です。

腹いせに琵琶採る

梅雨の蒸し暑さに 「おかあさん、髪切って、今日」 我慢ならん様子の長髪もっちゃん。 もっちゃんの髪は 少し前に初めての床屋さんで切ってもらって その後放置して伸びた状態。 確かに見た目も暑苦しいのですが なんとも言えない締まりのなさが醸し出す 「放浪感」が少し頼もしくて 嫌いじゃなかったんですが 実際暑いのでしょう。 実際、邪魔なのでしょうから 仕方なし。 「切って、今日」と言われても ああいいよ、くらいでできてしまうのです。 坊主は容易いのです。 9ミリの坊主に刈りました。 数年ぶりの坊主に 本人は沸き。 気持ちい気持ちいと連発。 よかったねぇ。 週末、坊主のもっちゃんと 無論坊主じゃないいねと三人で 再度桑の実採りを決行。 「中学生がいっぱい来て食べて行ったよ」 という前情報通り、黒いのはもう少なくて。 なーんだー 毎年、桑の実は難しいのです。 気が付くとなくなっちゃったり 落ちちゃったり。 取れたらラッキー、という程度です。 桑の実は採れなかったけど みんなの髪の毛にはいろいろ付いており ばかとか蜘蛛の巣とか、旺盛に収穫。 「もっちゃんの頭にばかがいっぱいっ!」 ゲラゲラ笑いながらそれを取ってやるいねと 照れてニヤニヤしながらされるがままのもっちゃんの その光景が面白くて 私も草むらを下りて近づいていったのに その頃には、たくさんのばかも取り終わってしまって 「えー、もっちゃんの頭のばかお母さんも取りたかったー。」 とか言ったら。 もっちゃんは、手に持っていた一粒のばかを 無言のまま手自分の坊主頭に付けました。 はい、取っていいよ。 と言わんばかりに。 なんでしょうこのや

愛くるしい人達の

おばちゃんからお手製のガリをもらって 美味しい美味しいと大人が食べていると 普段ガリを食べないもっちゃんも手を出して 「からっ!!これ超生姜が効いてるっ!!!」 こういうこと言うからかわいい 本当に、愛しき10歳男児。 ガリってねー、生姜だよー 生姜が効いてるっていうか 生姜そのものー、100%生姜ー さて。 洗濯物を干そうと思って縁側から外へ出たら 踏みだした足元に 2cmくらいの茶色いものが複数目に入り ひぃっ!! あ、よく見ると セミの抜け殻、全部セミの抜け殻。 こんな時期になんで しかもこんなに固まってたくさん、なんで あーそーだ、いねだ。 去年、夏休みにセミの抜け殻を 貯金箱の中に集めていたな きっとそれが要らなくなったから 窓から捨てたんだな。 夕方、帰宅したご本人に直撃すると 「そうだよっ♪」 「だって、あれ貯金箱だよ? 貯金箱にセミの抜け殻が入ってたら変でしょ!」 言ってることは正しいんだけども 過去の自分を全否定してるけども まぁいいか 今日も愛くるしいから まぁいいか。

無事のご帰還にアルマゲドン

持ち前の帰って来る来る詐欺を 存分にはたらいた後 若林は無事に帰宅しております。 お仕事も十分に喜んでいただけたそうで なによりです よかったよかった。 10日くらい不在だったのですが こんなことはこの頃では珍しく 札幌にいる頃や、山梨へ来て間もない頃は 2週間くらいの不在はふた月に一度はありました。 その頃は、まだ子どもたちも小さくて 震災の混乱もまだ心と身体に残っており 私ひとりでは両手に余る数の我が子を 有事の際にはどうやって守ろうかと不安で 若林の不在は本当にお腹が痛かった。 それに比べて今は 子どもたちも大きくなったし 私の心と身体からも混乱が去っており 若林の不在もお腹なんて痛いわけがありません。 まぁよかった これで家族が再結成。 なんせ家族は一緒がいいです。 なにがいいって、効率がいいです。 おばちゃんからのたくさんのお土産と 工事で出た廃材もたくさん持ち帰り。 とりあえず、燃やせるものは地道に燃やして 暖を取るとか、芋を焼くとかしますが。 取りあえず今日のところは 無事のご帰還を祝って タコパー。 廃材を燃やして タコパー。 そのたこ焼き食べて 子どもが明日も元気なら 若林の仕事 ↓ 廃材 ↓ タコパー ↓ みんなの元気 ↓ じゃーまた働けるねっ♪ 仕事と暮らしが循環しています。

くるくる詐欺

ここ数日、帰ってくる帰ってくると言い なかなか帰って来ない若林。 帰ってくるくる詐欺っ♪ 面白いねー 帰って来ないだけで面白い。 今日は帰ってくるというので 多分、帰ってくるのでしょう。 (連絡ないけど) 若林がいない日々は みんなにとって非日常で。 私が緩んでるのも見て取れるようで こどもたちもだらだら私に絡みます。 昨日、早帰りだった小学生は 夕方いつもより時間があって もっちゃんが急に 「ぼく今日オムライスつくっていーっ?」 んー。 まぁ今日は誰も夜出掛けないし 急いでないし、いいよ。 私は晩御飯をつくるのが好きですから そこを奪われることに基本あまり喜びません。 でもやりたいっていうこのタイミングを逃しては もったいないので 「つくって、つくってーっ♪」とのってみることにして。 もっちゃん、この頃焼きめしはよくつくります。 油の強い肉料理をつくったあとのフライパンで その残り汁とご飯を合わせて炒めてくれます。 これが毎度美味しくて、好評。 得意になって、本編を食す前に既に台所に立っちゃうくらい。 「いやいや、まず私の作った本編を食してよ」 やる気をなだめるのが大変です。 あーだこーだと言われるのが嫌だろうから 私は本など読んでいて もっちゃんの質問にだけ答えるようにして。 生焼けになるのがいやだから、肉はなし。 と言ってたんですが、なんか彼が本気っぽいので 肉、容認。 「お肉は切ってーっ♪」というので 切って下味をつけるところはお手伝い。 その後 「ニンジンが大きいと思います」と意見を述べるくらいで あとは、もっちゃんの傍で補助に徹しました。 炒め始めると 美味しそうな

健全夜遊び

脱ゲームの休日。 何をして遊ぶか彼ら、と思っていたら。 納戸からひっぱり出してきてのは 人生ゲーム。 半日やってた人生ゲーム。 夕食時「お母さんもやろうよ」と誘われ やるやるーっ♪ でもお風呂に入ったり、食器洗ったりしなくちゃいけないしー とか言うと 「じゃー食器洗いはぼくやるよー。」ってもっちゃん。 母を遊ばしてくれる、小学生男児。 そんなにありがたがられて光栄です。 みんながぱぱぱとお風呂を済ませ いざ、人生スタート。 人生ゲームは私が子供のころからありますが 一回が長いので、気が短い私には合わず いつも参加を断っていた記憶しかありません。 しかし、かわいい少年少女のお誘いですから そりゃやります。 やりなれた彼らは コマを進めてくれて、なんちゃらでカードをくれて なんちゃらでお金をくれて、職業をくれて。 私はシャーシャーいうやつを回すだけで じゃんじゃんお金が溜まっていきます。 ちょっとなんなの人生ゲーム。 長男が銀行役を兼任で 給料日にもっちゃんが給料をもらい 「お母さん自動車保険は入る?」とか聞くし いねが「あたしかぶやるー」とか言うし そのひとつひとつに突っ込み もらえるお金に喜び、払うお金を惜しみ 隣の借金に同情し、結婚を祝福。 なに、楽しいね、人生ゲームっ♪ でも結局。 なにが人生ゲームだよっ!! というほど、じゃんじゃんお金がもらえ シャーシャーいうやつを回しているだけなのに みんなここに座ってるだけなのに さっきからずっとお金もらって出世して おーい、人生はそーゆーんじゃないよーっ!! 母さんの嘆きを、彼らは喜んで ああ楽しいね、みんなでゲーム楽しいね。

パピコ売場

長男をサッカーを迎えに行った帰り道 体育館シューズとランシューを買ってほしいと告げられ。 この前も買ったじゃん、あんたの靴。 スパイクとトレシュー買ったじゃん。 そうだ、上履きもかったじゃん。 で体育館シューズとランシューが欲しいの?! あんたの足は・・・ 何本あるじゃーっ!! ランシューは ランニングシューズのこと。 陸上部だから、仕方ない。 トレシューは トレーニングシューズのこと。 サッカーで使うんです。 まぁわかってますけどもね。 長男だって、何本あるかと聞かれたら そりゃ2本ですよと、答えることしかできないわけで。 そんなのは見たらわかるんです。 ずいぶん買うんですね という、やりきれない気持ちは行き場なし。 やりたいことを欲張りにやってるんだから 全部気持ち入れてしっかりやんなさいよ。 買ってもらったものは大事にしなさいね。 履かない時は干しなさいよ。 体育館シューズはお下がりするから ちゃんと洗いなさいね。 じゃないと買わないんだからっ!! いろいろ言った前夜ですが。 翌日、総体で昼に帰宅するはずの長男の帰りを待ちかまえ 早速出発の玄関で。 「早くいくよ。早く行ってって早く帰って来ないと。」 若林も不在ですから、遅くなると小学生が寂しがるのです。 すると長男 「まぁまぁ。 せっかくだからデートを楽しもうよ。」 前夜、あれだけ言われたのに このメガネっ子、こういうことを言う。 逞しいのぉ。 あまりに暑い車内で、何度もアイスの誘惑を 彼が口にしたけれど。 買ってあげなかったっ! 私は偉い。 やりたいことをはっきり言う分 長男にばかり、お金が掛かっており。 兄妹不均等が

迎えミスる

長男のサッカー 中学生になってからは 自分で自転車で練習へ行きます。 帰りは暗いし上りなので迎えに行きます。 練習場所は、日によって違い 町内の小中学校と町のグラウンド4箇所のうち どこかでいつもやっています。 場所の連絡は、コーチからLINEで回ってくるので それを私がカレンダーに転記して カレンダーを長男本人が確認しています。 「おかあさん今日どこ?」 「今日増小。」 という会話の後、夕方長男は出かけました。 小学生組が寝静まり、お迎えの時間。 いつもの時間に増小へ行くと サッカーの子達はおらず おじさんたちのソフトボールが練習しており。 ああ練習場所間違えたかっ!! 長男、増小に来ただろうなぁ 練習間に合ったかなぁ およよよよー 反省しながら、カジ小へ向かうと そちらでもサッカーの気配はなく。 え?! じゃぁやっぱり、増小だったのかっ! ソフトボールの人たちがいたら早めに終わったのかもっ! 増小に引き返して、でも長男の姿はなく。 ソフトボールのおじちゃんに サッカーの練習はやってたかと聴いてみると 「やってなかったよ」とのこと。 ひえーっ!! そんなわけはないそんなわけはない よっちゃんどこっ!! えー、絶対違うと思う。 絶対違うと思うけど、増中に行ってみる。 増中では・・・ あっ!コーチっ!!! すでに子どもたちと保護者は引き上げた後のようで すっからかんのグランドに、コーチ陣だけ残ってて 「あ、よしともはコーチが送って行きましたよ!!」 送ってくれたコーチは、道中鹿がいたと喜んでくれて いい場所ですねと言ってくれて。 私が帰ると長男は外で私を待っててくれて。 私も長男

目指せ弱酸性

基本健康な若林さんちですが この頃、調子を崩しがちな人もいて 身体と生活について考えます。 こんな山で暮らしていて 空気も水もきれいだし 仕事はフレキシブル。 食べるものは粗食、外食も少なく 朝ごはんも毎朝食べて 早寝早起きがナチュラル。 働き過ぎてないし 暮らし自体が適度な肉体労働。 素晴らしい健康体生活だと思うんですが それでも調子は上向かず。 なぜ。 多分、こうしてこんなところで暮らそうと 山へ越してくるような人間は 心も身体も、少し敏感なんだと思います。 影響を受けやすい身体に もう少し上向くきっかけを、何か。 お友達にそんな相談をしたところ 身体のphバランスの話を教えてもらい。 ほほう。 いろいろ調べた結果 試してみたいことが見つかり。 朝の珈琲は、お茶に変えてみよう チョコレートはかりんとうに変えてみよう 出来ればビールは日本酒に変えてみよう (↑これは多分絶対やらない) この珈琲→お茶は有力。 でも急須を洗うのが嫌いだなぁ。 というところから 抹茶を点てるかっ! 抹茶ならお茶柄も出ないし なんせ、そういうの若林が好きそうっ♪ なんせ、なんせアレです。 私がどうこう言ったって ご本人がその気にならなければ全く意味がなく 私もがっかりするわけで。 この「若林が好きそう」というのが最重要。 ものは試し。 まず買って来てみて。 普通の湯のみで、小さい泡立て器で点ててみて。 飲んでみると、苦くていい感じ。 ただちょっと量が少ないかなぁ。 でもまぁいいわ、いい。 これを茶筅でやったら もっとほわっとして、楽しいんじゃないかしら。 点てる所作も楽しめちゃうんじゃないかしら。

だんだん手前で下す

長男が中学生になり部活が始まり 4月は仮入部とかいって徐行発進だったのが 5月になってからは本入部になり この頃では既に本気軌道に乗りました。 続けているサッカーはクラブチーム。 部活は陸上部。 宿題もあるし、テストもあるし、 朝練もあるし、バス通だし。 なかなかハードな毎日です。 サッカーを続ける子は陸上部に所属することが多く その分陸上部では、融通を利かせてくださって サッカーの練習がある日は 部活は出なくてよいそうで。 へー。 それでいいの?とも思いますが。 平日5日の内 3日はサッカー、2日が陸上。 基本、通学は通学バスが山からも出ているのですが 朝練の時間には便がなく。 毎朝、麓の中学まで車で送っています。 朝練って、走るんでしょ?陸上部なんだし。 彼が走るために私が毎朝車で送るわけ?? 走りたいなら走ればいいじゃないの 走って学校行ったらいいじゃないの。 もやもや思春期の息子に もやもや母さんのもやもやが襲い掛かり 共にもやもややって探り合った春も過ぎ。 結局、毎朝送っています。 もやもや負けです。 朝練に出る中学生と私の出発は 小学生が出掛けるより先なので 家で小学生を見送ることができません。 まぁ若林が見送ってくれるからいいか。 と思っているんですが 今、彼が不在なので 中学生を麓で下した後、 小学校側から彼らの通学路を逆走して上り 途中で彼らに出逢って、見送る ということをしています。 先日書いた通り、走ることに凝ってる彼らは 私を見つけると、わーっと走ってきて わーわー言って、わーっと走り去り 田植えの終わった田んぼの脇を下り あっという間に小さくなって、角

竹の子が帰宅

先日行われた陸上記録会を機に 5年男児もっちゃんは、走ることに目覚めています。 登校も走る、下校も走るっ! 家から学校までは 山道の下り、彼らの足で通常30分。 この頃では その道のりを、20分足らずで行くようです。 帰りはその道を上るので 通常、中腹地点まで車で迎えに行くのですが。 この走りたい欲に任せて 合流地点を引き上げて、走る距離を伸ばしています。 それでも文句が出ないので、いい感じです。 鋭い方はお気づきかと思いますが 登下校なので、当然3年女児いねも一緒です。 彼女も毎日、5年男児並みのトレーニングに同行しています。 ほほう。 これはアレですね。 意図せず、いつの間にかいねが群を抜く感じになりますね。 楽しみ。 そんな彼らを夕方、山道の途中まで迎えに行くと。 満面の笑みで、両手を掲げており。 近づいていくと、それは何か尖ったもので。 なになに・・・ 「おおおおおー、ハチクーっ♪」 細い竹の子です。 そういえばこの時期、毎年こんなことがあります。 ランドセルやリュックがタケノコでパンパンだったり ポケットからタケノコが生えてたり そんな姿で帰ってくるのです。 両手に持ってるくらいの今年の場合 収穫量はかなり少なめなわけで 彼らとしては、これでもがっかりしているのです。 イイ感じの大きさのが2本。 あく抜きして、次の日のたけのこご飯に。 ちょうど2合が、いいぐらいに炊けました。 今は若林も不在なので、2合でちょうど。 食べられるものを、判別できること 毎年出る場所を、知っていること 採り頃をわきまえていること 逞しいです、いいと思います。

上下巻月間

今週、若林は出張で不在。 いつ帰ってくるかは未定です。 相変わらずです。 出張というのは、出張大工で 親戚の家の断熱工事をやっています。 床と壁を剥がして、断熱を入れて張りなおします。 材料は、土に還ることを条件に選びます。 断熱はウール、内壁は鉱物系、外壁はもちろん木。 家具をつくるのと、家をつくるのでは 何が違うかって、ボリュームが違います。 その材量の膨大なことには驚きます。 大きな仕事も小さな仕事も重要ですが 大きな物をつくる仕事ならなおさら、 材料の質には注意しようと思っています。 彼不在の若林さんちでは いつもにも少し増して、穏やかな空気が流れています。 週末は、いねと桑の実採り。 鬱蒼とした桑の木の足元に 「もうー草刈りした方がいいよー」とか 「あああー、なんか上から落ちてきたー」とか およそ山の子供じゃないようなことを ぶつぶつ言っていて あらこの子、少し大人になったのかしら と思いつつ、それでも採り続けていたら 「ねぇ、いねちゃんそろそろもういいかなー」 「もうこんなもんかなー」 採り飽きた私が、帰ろうアピールを始めても 「えーまだあるよ、こっちに」 「待って、ここ見てから」 粘る、いね。 うるさく集ってくる蚊達に構わず 髪にまとわりつく蜘蛛の巣には気が付きもせず ぐんぐん桑の木に潜って行き ああ、この人 やっぱりまだこうだったか。 逞しくてうれしくなりました。 採れた桑の実は、 小さい瓶に少しのジャムになりました。 来週はきっともっと採れます。

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